キャッチボールで「グラブが壊れる」 巨人ドラ1の剛速球…同僚が証言「手が痛かった」

新人合同自主トレに参加した巨人・西舘勇陽【写真:小林靖】
新人合同自主トレに参加した巨人・西舘勇陽【写真:小林靖】

新人合同自主トレがスタート「1日1日できることを逆算」

 巨人のドラフト1位、西舘勇陽投手(中大)は13日、チームメート衝撃のキャッチボールを披露した。ジャイアンツ球場での新人合同自主トレがスタート。キャッチボール相手の2位、森田駿哉投手(Honda鈴鹿)を驚かせた。

 阿部慎之助監督ら首脳陣が勢揃いした新人自主トレ初日。西舘の“剛球”が森田のグラブを鳴らした。この日初めてキャッチボールでボールを受けた森田は目を丸くした。

「今日初めてやったんですけど、やっぱり強い球を投げていたので。すごい手が痛かったですね。ドーンと来る感じです。重たかったです」

 森田は富山商、法大、Honda鈴鹿を経て、26歳でのプロ入りとなった。アマチュアでは十分に経験を積んできたが、2球団が競合したドラフト1位右腕の球は“異質”だったという。

「あんまり受けたことのない感じだったので。グラブがそのうち壊れるんじゃないかなと思いました。新しいグラブを用意しないといけないなと思いました」

 西舘はショートアームから投げ込む最速155キロの速球が何よりの武器。この日は新人自主トレ初日とあって、まだまだ調整段階。「まだあんまり強くは投げられてないんですけど、そこはこれから調整していけたら。開幕1軍という一番近い目標に向けて、1日1日できることを逆算しながら」。まだまだ驚かせるつもりだ。

【実際の様子】「グラブが壊れるかと…」 巨人ドラ1・西舘が披露した衝撃キャッチボール

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