ドラ1が“激動のオフ” MLB移籍に現役ドラフト、人的補償に戦力外…続々と変化する環境

甲斐野央、今永昇太、山崎福也(左から)【写真:ロイター、荒川祐史】
甲斐野央、今永昇太、山崎福也(左から)【写真:ロイター、荒川祐史】

今永昇太はカブス、松井裕樹はパドレスへ移籍

 今オフ、DeNAの今永昇太投手がポスティングシステムを利用し、4年契約でカブスへ入団。楽天の松井裕樹投手は海外フリーエージェント(FA)権を行使してパドレスと5年契約を結んだ。今永は2015年ドラフトで駒大から1位指名、松井は2013年に桐光学園から1位指名でプロ入りを果たすなど、今オフは多くの歴代ドラ1が環境を変えている。

 2014年に明大から1位指名でオリックスに入団した山崎福也は国内FA権を行使し、DeNAや巨人など複数球団が獲得に興味を示しているとされたなかで日本ハムへ移籍。球団初となるFAでの投手獲得となった。

 昨年12月に実施された現役ドラフトで、ロッテからDeNAへ移籍した佐々木千隼投手は2016年に桜美林大から1位で入団。当時のドラフトでDeNAも佐々木千を指名していたことから、7年越しの“縁”は大きな話題を呼んだ。また、2017年に仙台大から阪神に入団した馬場皐輔投手も、昨年の現役ドラフトで巨人へ移籍が決まった。

 西武から国内FAでソフトバンクに移籍した山川穂高内野手の人的補償として、西武に入団する甲斐野央投手は2018年ドラフト1位で東洋大からプロ入りを果たした。

 一方で2015年のドラフト1位で明大から阪神に入団した高山俊外野手は、戦力外通告を受け、来季からNPB2軍に参入するオイシックス新潟アルビレックスBCに入団することが内定している。

(Full-Count編集部)

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