負傷続きも…最強だったトラウトを「証明して」 大谷翔平の“弟分”が願う栄光の再来
エンゼルスのモニアック「彼は米国代表の主将でもあり、エンゼルスの主将」
エンゼルスのミッキー・モニアック外野手が、近年負傷が続くマイク・トラウト外野手の“復活”を願った。米ポッドキャスト番組に出演し、チームメートとしてプレーするスーパースターについて語った。
エンゼルス一筋のトラウトは、2019年から12年総額4億2650万ドル(約610億円)で契約を延長。2019年は45本塁打、OPS1.083で、自身3度目となるア・リーグMVPを獲得するなど大活躍を見せた。しかし、直近3年間は負傷もあり、満足に1年間プレーできないシーズンが続いている。
2021年はデビュー後ワーストの36試合出場。大谷翔平投手が1度目のMVPを受賞した裏で、トラウトは影を潜めていた。2022年は40本塁打をマークも、怪我の影響で球宴を辞退するなど、出場数は119試合だった。昨季は82試合で18本塁打を放ったが、米メディアからは直球に対する衰えも指摘されている。
地元ラジオ「AM 830 KLAA」で司会を務めるトレント・ラッシュ氏のポッドキャスト番組「Angels Recap」に出演したモニアックは、「史上最高レベルの選手として歴史に名を残すことは、誰もが知っている。彼の野球に取り組む姿を見てきた僕にとっては、一緒にプレーできて、一緒に外野を守ることができて、本当にラッキーだよ」と、トラウトとのプレーを振り返る。
2024年は、モニアックとも仲が良かった“兄弟分”の大谷翔平投手が抜け、DHの枠が空くことになる。出場できれば結果は残せるだけに、いかに怪我無くシーズンを戦えるかが重要だ。「彼は米国代表の主将でもあり、エンゼルスの主将であることも間違いないよ。願わくば、彼が162試合に出場し、ナンバーワンかはともかく、今でも最高レベルの選手だということを世界に証明してくれる姿を、僕は見たいね」と、チームリーダーとしての活躍を願っていた。
(Full-Count編集部)