ド軍、1800億円補強で終了か 大谷&由伸ら獲得で「満足」、ゴームズGM示唆
「我々はほとんどのエリアで才能ある選手が揃っているし選手層も厚い」
ドジャースのブランドン・ゴームズGMは16日(日本時間17日)、報道陣の取材に応じ、今オフの大型補強を終了することを示唆した。大谷翔平、山本由伸両投手らが加わったチームについて、「今のチームに我々は満足している。明日スプリングトレーニングが始まったとしても、我々はほとんどのエリアで才能ある選手が揃っているし選手層も厚い」と自信を見せた。
今オフは移籍市場の目玉だった大谷、山本のダブル獲得に成功。剛腕タイラー・グラスノー投手、通算159本塁打のテオスカー・ヘルナンデス外野手ら総額12億2600万ドル(約1804億4300万円)とも言われる大補強を敢行した。ゴームズGMは「今後も(選手の)評価を続け、チームがもっと良くなる機会が巡ってくれば、そうできるよう努力する。だが、どちらに関しても(トレードもFA獲得も)何かをしなければならないというプレッシャーは感じていない」と話した。
この日、1年2350万ドル(約34億5900万円)で獲得したヘルナンデスがオンラインで入団会見を行った。強打者の起用法について、ゴームズGMは「相手投手(左か右か)にもよる。テオはレギュラー外野手として見ている。テオとジェイソン(ヘイワード)が休む日にマルゴーとCT(テイラー)のコンビが他を守る。この加入でムーキー(ベッツ)は二塁を主に守ることになる」と明かした。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)