DeNA戦力外組…“国際色豊かな進路” 海外で再起へ、支配下未発表は残り1人に

大橋武尊、笠原祥太郎、平田真吾(左から)【写真:小谷真弥、荒川祐史、中戸川知世】
大橋武尊、笠原祥太郎、平田真吾(左から)【写真:小谷真弥、荒川祐史、中戸川知世】

去就が発表されていないのは、支配下では宮國のみ

 今オフ、DeNAは支配下6人、育成では4人に戦力外を通告した。通告された選手は年が明け、新たな道を歩み始めている。去就が発表されていないのは、支配下では残り宮國椋丞投手の1人のみとなった。

 国際色豊かな進路となった。平田真吾投手は中東などを拠点とする新設リーグ、ベースボール・ユナイテッド(BU)に所属するカラチ・モナークスからドラフト指名を受けた。昨年11月にアラブ首長国連邦のドバイで行われた「オールスター・ショーケース」に出場した。

 笠原祥太郎投手は台湾プロ野球(CPBL)の台鋼ホークスでプレーする。昨オフに初めて実施された現役ドラフトでDeNAに移籍したが、1年間でわずか2登板で戦力外に。昨年末のFull-Countの取材で「モヤモヤした気持ちのまま戦力外になってしまったので、やれるだけやってみたい」と明かしていた。

 今年からNPB2軍に参入するくふうハヤテには田中健二朗投手、池谷蒼大投手が加入した。池谷は地元静岡から再出発する。また、田中俊太内野手も同じくNPB2軍参入のオイシックスでプレーすることが決まった。

 育成では大橋武尊外野手がメキシカンリーグのアグアスカリエンテス・レイルロードメン入りすることが決まった。2021年育成ドラフト3位で入団しわずか2年で戦力外。通告を受けた日にエージェントに相談し、「待ちながら、というのが嫌いなんです」とNPBのトライアウトも受けずに決断した。

(Full-Count編集部)

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