大谷ユニで5000万円売り上げた店も…入団1か月で莫大な経済効果 1037億円は“格安”か
地元のショップには10種類以上の大谷グッズが並ぶ
ドジャースに加入した大谷翔平投手は、プレー前から大きく経済を動かしている。まだシーズンは開幕していないが、ユニホームは大人気で、オリジナルのグッズも量産されている。ついには愛犬・デコピンもグッズにされるなど、経済効果は計り知れない。
カリフォルニア州モンテベロになるショッピングモール「ザ・ショップス・アット・モンテベロ・モール」にあるドジャースのグッズショップにも、大谷グッズが数多く並んでいる。店頭には「WELCOME OHTANI」のボードが飾られ、「オオタニのユニホームは店内で購入が可能です」と書かれている。
店内には大谷のイラストが書かれたシャツや、「大谷翔平」「ドジャース」なとど日本語が書かれたグッズも並んでいる。昨年ユニホーム売り上げが球界1位だった大谷は、ドジャースのユニホーム発売から最初の48時間以内のファナティクス社の史上最高売上記録を更新。東京・新宿でMLBグッズを扱うスポーツショップ「セレクション」でも、4万9000円で予約注文している限定ユニホームに1000件の予約が入っており、1店舗ですでに5000万円のお金を動かしていることになる。
関西大学の宮本勝浩名誉教授によると、大谷のドジャース移籍による経済効果は1年で533億5200万円。同教授はグッズ収入などを考えると、「大谷選手に10年間で1050億円を支払っても採算が合うと考えている」とコメント。10年7億ドル(約1037億円)の契約は、ドジャースにとって“お得すぎる”のかもしれない。