日本選手残り1人…藤浪晋太郎の去就は? 大物が140億円契約、動いた救援市場
ヘイダーはアストロズと5年約140億円で契約合意
流れが緩やかと言われている今オフのメジャーリーグFA市場。中でも動きが遅かった救援市場が動いた。19日(日本時間20日)にはパドレスからFAとなっていたジョシュ・ヘイダー投手はアストロズと5年9500万ドル(約140億円)で合意と米複数メディアが報道。日本選手では唯一所属が決まっていない藤浪晋太郎の去就にも注目が集まる。
球宴に5度選出されている左腕ヘイダーは昨季、パドレスで61試合に登板、2勝3敗、33セーブ、防御率1.28をマーク。オフの救援市場の目玉とされていた。年平均1900万ドル(約28億1400万円)の大型契約となった。
エンゼルスはメジャー通算271登板を誇るロバート・スティーブンソン投手と3年契約に合意した。昨季は開幕をパイレーツで迎えたが、レイズ移籍後は42試合に登板し、3勝1敗、1セーブ、防御率2.35の好成績を残していた。
日本人選手のFA市場では、年明けに今永昇太投手はカブスへ、上沢直之投手がレイズとマイナー契約を結び、残り藤浪のみとなっていた。藤浪は、メジャー1年目の昨季、アスレチックス、オリオールズでプレーし、計64試合に登板し7勝8敗、防御率7.18だった。代理人のスコット・ボラス氏は時間をかけて大型契約を勝ち取ることも多いが……。剛腕の新天地が決まる日はいつになるだろうか。
(Full-Count編集部)