「7/43」の仁義なき戦い 大補強の裏で逸材ズラリ…巨人の育成選手に残された支配下枠
巨人は阿部慎之助新監督の元、積極的にトレードなどを敢行
2月1日に春季キャンプインを迎える巨人では、支配下登録枠入りを目指す43人の育成選手による争いが勃発する。積極的な補強もあり、すでに70枠のうち63枠が埋まっているが、生きのいいプロスペクトも現れている。
巨人は昨季、2年連続でBクラスに終わり、阿部慎之助新監督の元、積極的な補強を敢行。投手では高橋礼投手、泉圭輔投手をアダム・ウォーカー外野手とのトレードで、近藤大亮投手を金銭トレードで獲得した。さらに昨季まで阪神でプレーしたカイル・ケラー投手、現役ドラフトでも馬場皐輔投手を獲得している。
野手でも3度のシーズン30発以上をマークし、メジャー通算178本塁打を放ったルーグネッド・オドーア外野手との契約合意を22日に発表。また、ともに育成契約となるが、昨年11月には、楽天を自由契約となっていたエスタミー・ウレーニャ内野手の“出戻り”や、ソフトバンクを自由契約となった舟越秀虎外野手の入団も発表していた。
続々と新勢力が加入する中、昨年のドラフト会議ではソフトバンクに次ぐ7人の選手を育成で指名。3軍まで構成する巨大戦力の育成契約選手は43人まで増えた。杉内俊哉投手コーチが絶賛する高卒2年目の京本眞投手ら若き逸材が、残り7枠しかない支配下登録の権利をかけて、熱きバトルを展開する。
(Full-Count編集部)