135試合出場→無安打 定位置獲得もまさかの低迷…巨人外野手の“期待された未来”
1軍キャンプスタートとなった松原…定位置ダッシュを目指す
巨人の松原聖弥外野手は、2024年の春季キャンプで1軍スタートとなることが決まった。2021年にレギュラーを掴むも、翌年以降は低迷。2年ぶりの1軍スタートでアピールし、一度失った定位置を奪い取る。
松原は2016年育成ドラフト5位で明星大から入団。ファームで結果を残して2018年途中に支配下登録されると、同年はイースタン・リーグで最多安打記録を樹立。2020年には1軍デビューを果たし、86試合で打率.263、3本塁打19打点12盗塁を記録した。
2021年は開幕スタメンを掴むと、主に1番打者として自己最多の135試合に出場し、打率.274、12本塁打37打点15盗塁をマーク。俊足巧打に加えて強肩も兼ね備えており守備力も高く、これからの巨人を担うスピードスターとしてブレークし、オフには背番号が一桁の9に変更となった。
翌2022年はアダム・ウォーカー、グレゴリー・ポランコ両外野手が新たに加わりレギュラーを争うことになったが、50試合で打率.113と低迷。安打はわずか8本に終わった。
昨年はファーム暮らしが長く、1軍ではデビュー後最少の21試合出場。安打は0本でシーズンを終えた。チームは秋広優人内野手が台頭し、オコエ瑠偉外野手や萩尾匡也外野手、浅野翔吾外野手らも期待を受けている。“元レギュラー”がもう一度花を咲かせられるか。
(Full-Count編集部)