上原、「後半戦初セーブ機会」で21試合ぶり四球も23S目、リーグ5位タイ浮上
1イニングを無安打無失点2奪三振で2週間ぶりセーブ
レッドソックスの上原浩治投手が7月31日(日本時間8月1日)の本拠地レイズ戦で2点リードの9回に登板し、先頭打者に四球を与えたものの、その後をきっちり抑え23セーブ目(2勝4敗)をマークした。これが後半戦初のセーブで、チームを7-5の勝利に導いた守護神も喜びのコメントを残している。
田澤の後を受けた上原は先頭のカブレラに対して四球を与える。右腕にとってこれが21試合ぶりの四球となったが、その後はロニーをレフトフライ、マートゥックを見逃し三振、リベラを空振り三振に仕留めた。
7月11日のヤンキース以来、約2週間ぶりのセーブに、上原は試合後、自身のツイッターで「後半戦、初のセーブ機会。抑えれて良かったぁ(o^^o)」と喜びをあらわにした。
レッドソックスは今季ア・リーグ東地区最下位に低迷しており、セーブ機会での登板もなかなか巡ってこない。それでも緊迫した展開でリードを死守している。この日でセーブ数もミラー(ヤンキース)、ソリア(タイガースからパイレーツに移籍)と並びリーグ5位タイに浮上。今夏のトレード市場で移籍が噂されながらも残留した右腕は、これからも名門の絶対守護神として全力を尽くす。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count