楽天、連敗「6」でストップ 4勝目の菊池「まだまだCSのチャンスがある」

7回2失点の好投、8回に味方が勝ち越し「ベンチで見ててすごくうれしかった」

 楽天・菊池保則投手が1日の敵地でのオリックス戦に登板し、7回2失点の好投で4勝目(3敗)を挙げた。チームは連敗を「6」で止めた。

 前日までの連敗で最下位オリックスとは1ゲーム差という状況でマウンドに上がった菊池。お立ち台では「まずは自分のピッチングをすることを一番に考えて、何とか連敗を止めたいという気持ちで粘りながら投げました」と心境を明かした。

 4回に味方が先制し1-0。その裏に2点を奪われ逆転を許したが、そこからランナーを出しながらも無失点。「3点目を取られてはまずいと思って、何とか次の点をあげないように粘れたのでよかった」。粘りのピッチングで7回まで投げきると、2-2の8回に「ベンチで見ててすごくうれしかった」というペーニャのタイムリーが生まれるなど、5-2とチームが勝ち越し。その裏に青山が1点を失うも、9回はクルーズが締め、菊池に4勝目(3敗)が付いた。

 負ければ最下位オリックスと順位が入れ替わるという崖っぷちでの好投。窮地を救った右腕は「まだまだCSのチャンスがあるので、これからどんどん勝って貢献していきたいと思います」と前を向いていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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