大谷翔平、NY夕食会で英語スピーチ「素晴らしい夜」 日本語なしの2分で会場魅了

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

BBWAA夕食会に出席、新人王受賞の翌2019年以来5年ぶり

 昨季エンゼルスで最優秀選手(MVP)に輝いたドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、全米野球記者協会(BBWAA)のニューヨーク支部が主催する夕食会に出席した。注目されたスピーチでは日本語なしで、約2分の全英語スピーチを披露。「優しいお言葉とご紹介をありがとうございました。BBWAA、こんなに素晴らしい夜を主催していただき、ありがとうございます」などと話した。

 大谷はニューヨーク市内のホテルに黒のタキシードを着た正装スタイルで登場した。昨季は44本塁打&10勝と投打でフル回転し、MVPを2年ぶり受賞。「いつも我々を歓迎していただき、ありがとうございます。私に投票してくださった全ての記者の皆様、ありがとうございます。非常に栄えある賞で、この賞をいただけて本当に光栄です」と頭を下げた。

 英語スピーチでは、昨季までの古巣・エンゼルスへの感謝の言葉があった。「エンゼルス、フロント陣から全スタッフまで、この6年間ありがとうございました。コーチ陣とチームメートの皆さん、1年を通じて私を助け、そして励まして下さりありがとうございます」。昨年12月にドジャースと10年7億ドル(約1015億円)の大型契約を結んだ。「ドジャース、私を信じていただき、ありがとうございます。キャリアの次のステージを楽しみにしています」と今後を見据えた。

 ナ・リーグMVPを受賞したブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手の隣の席に座り、写真撮影する場面もあった。水原一平通訳、代理人のネズ・バレロ氏の姿もあった。大谷が夕食会に出席するのは、新人王を受賞した翌2019年以来5年ぶり。2021年のMVP受賞の際はコロナ禍のため同会は中止となっており、これが2度目の出席となった。

「自分が今のようなプレーをする努力ができているのは、日本の国が、絶えず、日々私を熱心に応援してくださっているおかげです。私を支えてくれている陣営、筆頭は代理人のネズ・バレロですが、彼の妻も今日同席してくれています。CAAのサポートに感謝します。そして、もちろんイッペイ・ミズハラ、いつも支えてくれて、ありがとうございます」。周囲のサポートの感謝も忘れなかった。

【動画】大谷翔平が全英語スピーチ「アメージング」 会場中が称賛した実際映像

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