大谷翔平は「悪い男」 名将が明かした秘話…夕食会場爆笑「ルックスもいい」

夕食会に出席したドジャース・大谷翔平(左)と前アストロズ監督のダスティ・ベイカー氏【写真:Getty Images】
夕食会に出席したドジャース・大谷翔平(左)と前アストロズ監督のダスティ・ベイカー氏【写真:Getty Images】

前アストロズ監督のベイカー氏も「私の方を見て頷き、私も頷く。そしてホームランを打つ」

 昨季エンゼルスで最優秀選手(MVP)に輝いたドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、全米野球記者協会(BBWAA)のニューヨーク支部が主催する夕食会に出席した。関係者やファンなど約600人が集結した食事会では、前アストロズ監督のダスティ・ベイカー氏からの称賛の言葉があった。

 ベイカー氏は26年間の監督生活で通算2183勝を挙げ、将来の殿堂入りが確実視されている。名将の目からも二刀流は格別だった。松井秀喜、野茂英雄とかつてメジャーで活躍した日本選手の名前を挙げて称賛すると、「オオタニ」について言及した。

「この男は私が見てきた中で屈指の(日本人)選手だ。そして謙虚だ。時に彼には腹が立った。打席に向かう前に私の方を見たからだ。私はその時、何かを書き留めているふりをした。こうやって何かを手に取って。でも、そうしながら彼の方を見た。すると、彼は私の方を見て頷き、私も頷く。そして彼は(パーンと)ホームランを打つ」

 昨季までグラウンド上で繰り広げられた“やり取り”を明かすと、約600人の会場は爆笑。名将のエピソードトークは続く。

「私が顔を上げると、スタンドで観戦していた妻が、ホームランを打つ彼の写真を撮っている。そして彼はマウンドに向かっていき、また私の方を見て頷く。私も頷き返す。そして彼は打席に立った最初の3人を三振に取る」

 ベイカー氏が注目したのは投打の能力だけではないようだ。「先ほども言った通り、この男は今まで見てきた中で最も才能がある選手の一人だ。私は彼に伝えた。『君は悪い男だ』とね。彼は私の真意が分かっていなかったと思う。本当に悪い男なんだ」と切り出すと、大谷を壇上へ呼び寄せた。「彼は才能があるだけでなく、ルックスもいいね」と、大谷のイケメンぶりを称賛。会場の大爆笑を誘っていた。

【写真】タキシードでビジッと決め…夕食会で実現した大谷翔平とアクーニャJr.の“共演

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