「衝撃、こんなことが」現役監督に逮捕状 キャンプ3日前に激震…韓国初の緊急事態
起亜のキム・ジョングク監督に背任収賄などの容疑で逮捕状と韓国メディア
韓国のソウル中央地検は29日、KBO(韓国プロ野球)起亜のキム・ジョングク監督とチャン・ジョンソク前団長に対して、背任収賄などの容疑で逮捕状を請求したと発表した。「聯合ニュース」など韓国の複数メディアが伝えている。日本のプロ野球と同じ2月1日のキャンプインを目前にし、激震が走っている。
同メディアによると、キム監督を巡って、親交のある独立球団の幹部が選手のプロ入りと引き換えに高額の金品を受け取った疑惑が持ち上がっていたが、今回逮捕状が請求されたのは無関係の容疑だという。球団は捜査に影響を及ぼすため具体的な内容を明らかにしていないが、28日に職務停止を発表している。
韓国プロ野球史上、現役監督の個人的な不正容疑で逮捕状が請求されたのは初めてだという。韓国メディア「OSEN」は、「衝撃、こんなことが」「優勝候補に選ばれたKIAの未来はどうなるのか」などの見出しで衝撃の大きさを伝えている。起亜は監督不在のまま、2月1日から豪州で春季キャンプを開始する。
(Full-Count編集部)