韓国→日本でキャリア暗転…元ヤクルト左腕の厳しい現実 復帰を阻む“保有権問題”
2022年にヤクルトでプレーしたスアレスは、オリオールズとマイナー契約
オリオールズは30日(日本時間31日)、アンドリュー・スアレス投手とマイナー契約を結んだ。2022年にヤクルトでプレーし、昨季はカージナルスでメジャー13試合に登板したが、0勝0敗、防御率7.16と結果を残せず。2021年にKBO(韓国プロ野球)のLGで大活躍して以降、キャリアは下降線を辿っている。
ジャイアンツ時代の2018年には、29試合に先発して7勝13敗、防御率4.49をマークするなど、期待の若手投手だった。しかし、2019、20年と2年連続で勝ち星なしに終わり、2021年に韓国の地に渡った。すると23試合に登板(22先発)で10勝2敗、防御率2.18と格の違いを示し、オフにはヤクルトと契約した。
しかし、日本では韓国時代のような活躍はできなかった。わずか6試合の登板(5先発)で0勝0敗、防御率6.23。同年11月に自由契約となった。昨年1月にはカージナルスとマイナー契約を結び、7月にはメジャー昇格を勝ち取ったが、昇格と降格を繰り返しFAとなった。LGが保有権を持っているため、韓国復帰ならLG以外の球団とは契約できない。31歳は再び復活することができるだろうか。
(Full-Count編集部)