現役引退から一転…驚愕パワーに観客どよめき 元ロッテ36歳の豪快弾が「マジで泣く」
マーティンは、キューバから亡命した選手たちで国際大会への出場を目指す
現役引退するとの報道から一転、メキシコ移籍が決まった元ロッテのレオネス・マーティン外野手が豪快な一発を放った。キューバから亡命した選手たちで国際大会への出場を目指す「FEPCUBE」に参加し、29日(日本時間30日)に行われた独立リーグ球団との練習試合に出場し、先制弾で勝利に貢献した。
マーティンは、「5番・右翼」で先発出場。「FEPCUBE」の公式X(旧ツイッター)は、マーティンの先制弾を映像で公開した。豪快なスイングでボールを捉えると、打球は右中間スタンドへとあっという間に吸い込まれた。メジャーリーグやロッテで活躍した大物の一発に、観客もどよめいている。
2010年にキューバから亡命し、2011年にレンジャーズ入り。メジャー9年で通算770試合に出場して打率.244、58本塁打、126盗塁の成績を残した。2019年7月にロッテ入りすると、1年目は52試合で14本塁打とメジャー時代のスタイルとは違う長打力を発揮。4年間で75本塁打をマークし、強肩と陽気な性格でファンから愛された。
今オフには現役引退を示唆したと母国キューバメディアから報じられたが、17日(同18日)にメキシカンリーグのケレタロに加入。36歳を迎える今季も現役続行となった。ファンからは「パワーは健在」「元気そうでなにより」「マジで何回も見たフォームとホームランで泣く」とのコメントが寄せられている。