大谷翔平は「違う惑星から来た人」　メジャー114発…西武新助っ人が震撼した直接対決

MLB114発のアギラー、コルデロともに大谷に対して無安打に封じられた

　西武に新加入したアルバート・アブレイユ投手、ジェフリー・ヤン投手、ヘスス・アギラー内野手、フランチー・コルデロ外野手が4日、埼玉・所沢市内の球団事務所で入団会見を行った。4選手のうち3人がドジャース大谷翔平投手と対戦経験があり、アギラーは「違う惑星から来た人」と表現して笑わせた。

　昨季はアスレチックスに所属したアギラーは対戦経験のある日本人投手として「何人かいるけど覚えているのは大谷と藤浪」と語り、大谷との対戦成績は本人の記憶では5度あり「2度フライで、3三振しました。違う惑星、星から来た凄い人」。実際は6打数無安打4三振と沈黙した。メジャー通算795試合出場、114本塁打402打点の実績を誇るが、大谷は格別の存在だった。

　昨季ヤンキースでプレーしたコルデロも3打席の対戦を記憶しており「3度とも向こうが勝ちました」と苦笑した。実際は5打数無安打。コルデロも歯が立たなかった。

　投手では最速101.3マイル（約163.0キロ）を誇るアブレイユが「打者・大谷」と対戦したそうで「たぶん3度対戦していて、最初はファーストゴロ、残りは三振、三振でした。前の投手が2本ホームラン打たれていて、抑えてやろうと思いました」とドヤ顔だ。

　ヤンは「三振を取ったら飛び跳ねたりする気迫が持ち味」とアピール。対戦したい選手には「ササキ？」。通訳からロッテ佐々木朗希は投手だと知らされると会見場は大爆笑。「WBCで三塁をやっていた選手」とヤクルト村上宗隆内野手に“修正”した。即戦力と期待される4選手はいずれもA班メンバーとして、6日からの宮崎・南郷キャンプに参加する。

（湯浅大 / Dai Yuasa）