16歳の結城海斗と契約のロイヤルズ球団幹部「ワクワク」「とても楽しみ」
高校野球に進まずにメジャー球団とマイナー契約
ロイヤルズが16歳の日本人、結城海斗投手とマイナー契約を結んだ。甲子園を目指すことなく米球界に進むという異例の決断は日本でも大きな話題となったが、米メディアでもニュースとして取り上げられている。
MLB公式サイトは「ロイヤルズが16歳のカイト・ユウキ投手と契約」とのタイトルで記事を掲載。ロイヤルズが契約を発表したことを伝えた上で、レネ・フランシスコ副社長兼メジャーリーグ・インターナショナル・オペレーション・アシスタントGMのコメントも紹介している。球団幹部は、今回の契約をどのように捉えているのか。
「我々の組織にカイト・ユウキを迎え入れることにワクワクしている。来年、彼がプロ野球の舞台でプレーするのをとても楽しみにしている。我々のパシフィック・リム(日本やオーストラリアなどの環太平洋地域)コーディネーターのフィル・デールと日本のスカウトのヒロ・オオヤはこの若い選手を発掘して契約するために多大な労力を費やしてくれた。彼らに感謝し、祝したいと思っている」
メジャーを目指し、高校野球を経験することなく、16歳で海を渡るという勇気あふれる決断。球団幹部も入団を大歓迎する結城にどのような未来が待っているのだろうか。
(Full-Count編集部)