3年目右腕若松が巨人戦でプロ初完投初完封 中日の連敗を8で止め「最高です」
5連勝中の巨人をシャットアウト
中日のプロ3年目右腕若松が2日、東京ドームでの巨人戦でプロ初完投、初完封勝利を挙げた。若松は4勝目(2敗)。5-0で勝利した中日は連敗を8で止めた。
5連勝中と勢いに乗る巨人を20歳右腕が止めた。巨人戦初先発のマウンド。1、2回を三者凡退で抑えると、3回には四球とヒットで2死一、二塁とピンチを迎えたものの、片岡をセンターフライに打ち取る。
好投する右腕を打線も援護。5回には杉山が相手先発の田口から先制の2号2ラン。6回にも福田の犠牲フライ、エルナンデスのタイムリー二塁打で2点を加点。さらに9回には大島の5号ソロでリードを5点に広げた。
8回まで5安打無失点に抑えた若松は9回先頭の坂本に四球を与えたものの後続を断ち、プロ初完投初完封を手にした。139球を投げ、5安打6奪三振で4勝目。試合後、ヒーローインタビューに答えた20歳は「最高です」と第一声。「初完封もうれしいけど、チームが8連敗していた。連敗を止めれてうれしい」とチームの連敗ストップを喜んだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count