2028年ロス五輪、大谷翔平らも参加可能か 米報道、オーナーは選手派遣に前向きの声も

第5回WBCを制した侍ジャパン【写真:ロイター】
第5回WBCを制した侍ジャパン【写真:ロイター】

2大会ぶり復帰…6あるいは8か国が出場し、5~6日にかけて試合を行う

 2028年のロサンゼルス五輪で、「野球・ソフトボール」が追加種目として復活する。7日(日本時間8日)に招致委員会のケイシー・ワッサーマン委員長がMLBオーナーらに向けたプレゼンを行い前向きな反応を得たと、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエバン・ドレリッチ記者が伝えた。

 プレゼンの内容について会議の出席者が明かしたところによると、大会には6あるいは8か国が出場し、5~6日にかけて試合が行われるという。記事は「MLBオーナーの何人かは2028年のオリンピックに選手を派遣することについて、増々支援する考えになっている」として、会議の出席者が「支援がどんどん増えてきている。もとになっているのは、昨年のWBCの大成功だ」と話したことを報じた。

 オーナーとGMらは、怪我のリスクやシーズンのスケジュールに与える全体的な影響が原因で、選手を派遣させることについてこれまで常に躊躇してきている。しかし「五輪の中における野球の部分が1週間より長く続かない場合、その大きな懸念材料の1つは軽減されるかもしれない」と選手派遣の可能性を示唆した。

 金メダルに輝いた2021年の東京五輪は、大谷翔平投手らメジャー組は参加せず、オールNPB勢で戦っていた。

 一方で、「五輪に取って代わられることで、通常の球宴はこの年は中止になるかもしれない」とも。球宴よりも五輪の方が多くの人に見てもらえる可能性について指摘し「その代わりに、ともにロサンゼルスで行われることで、五輪と連動して球宴を開催することも可能かもしれない。本塁打競争も潜在的に組み込まれることにもなり得る」とのプランも示したとしている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY