バウアーは「変われる」 元守護神が米復帰熱望「最低保証年俸をカバーする」

DeNAから自由契約となっているトレバー・バウアー【写真:矢口亨】
DeNAから自由契約となっているトレバー・バウアー【写真:矢口亨】

元Rソックスのパぺルボン氏「過去に何があろうと、私ならそんなことはどうでもいい」

 DeNAから自由契約となったトレバー・バウアー投手は、メジャー復帰を目指しているが、11日(日本時間12日)時点で新天地は決まっていない。かつてレッドソックスなどに所属し、通算368セーブを挙げたジョナサン・パペルボン氏は「誰もがセカンドチャンスをもらえるに値する」と、メジャー復帰を求めた。

 バウアーはドジャース時代の2021年、性的暴行などの疑いで女性から訴えられた。300試合以上の出場停止処分を受けドジャースから放出。昨季はDeNAでプレーし、球団外国人投手史上最多タイとなる10勝(4敗)、防御率2.76、130奪三振をマークした。

 オフに自由契約になると、メジャー復帰を熱望。自身のX(旧ツイッター)で最低年俸でもプレーすると、“異例の売り込み”を行った。それに対しパペルボン氏が反応。「過去に何があろうと、私ならそんなことはどうでもいい。人々は経験から変われる」と擁護した。

「お互いティト(2023年までガーディアンズを指揮したテリー・フランコーナ元監督)の元でプレーしたということ以外は、私は彼について知らない」としつつ「もしGMの誰かがビジネストークをしたいなら、話をしよう。私がこの男のリーグ最低保証年俸をカバーするよ」と続けた。

 メジャーリーグのキャンプも始まる中、複数の幹部の話として「もう1年日本でプレーをする必要があるかもしれない」と報じられることも。メジャー復帰は実現するだろうか。

(Full-Count編集部)

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