エ軍オーナー、球団売却を否定「再検討の計画はない」 米報道「私はビジネスを重視」

エンゼルス・アートモレノオーナー(左)とエンゼルス時代の大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・アートモレノオーナー(左)とエンゼルス時代の大谷翔平【写真:Getty Images】

モレノオーナー「チームの売却を再検討する計画はまったくない」

 エンゼルスのアート・モレノオーナーが「チームの売却を再検討する計画はまったくない」と話したと、14日(日本時間15日)に地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」が伝えた。

 モレノオーナーが所有するエンゼルスは、2022年8月には球団売却などを検討する手続きを開始したと発表。しかし、オフには2023年以降も所有権を継続すると発表した。モレノオーナーは当時、「我々にはやり残した仕事があることが明確になった。そして、我々が将来チームやファンに良い影響を与えられると感じている」と声明を出していた。

 モレノオーナーは2003年途中にウォルト・ディズニー社から1億8400万ドル(約277億円)で買収。6度の地区優勝を飾ってきたが、近年は低迷。地区優勝を飾った2014年を最後にポストシーズンから遠ざかっているチームは、昨年も進出を逃し、地区4位でシーズンを終えた。

 ただ、現在は球団売却を検討していないと明かしたものの、モレノオーナーは「私はビジネスを重視する人間だ」と語っており、「誰かが本当にばかげたことをしたら、その場合は踏み切らなくてはいけない」と、断れないような破格のオファーがあれば売却検討の可能性はゼロではないと含みを持たせた。

(Full-Count編集部)

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