1番柳田! 鷹・工藤監督の「思いを込めた」奇策にスタンドどよめく
前回の対戦では、上沢に終盤までパーフェクトに抑えられていた
■ソフトバンク – 日本ハム(10日・東京ドーム)
ソフトバンクの工藤公康監督が、前半戦最終戦となる10日の日本ハム戦で思い切った策に出た。主砲である柳田悠岐外野手を今季初めて1番に起用。2番に上林誠知を置き、松田宣浩、デスパイネ、中村晃、内川聖一の並びとした。
この日、日本ハムの先発は今季2度の対戦で1点しか奪えていない難敵の上沢直之。6月26日、沖縄での一戦では終盤まで完全試合ペースの快投を演じられている。それだけに、上沢攻略のためにリードオフマンとして柳田を起用する策に打って出た。
試合前練習中に「思いを込めました!目一杯の思いを」とこの日のオーダーについて語っていた工藤監督。「1番・柳田」が場内にアナウンスされると、スタンドのファンからどよめきが。果たして、柳田1番起用は上沢攻略につながるだろうか。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)