虎の24歳は「今年絶対無双する」 わずか8試合で見せた片鱗…打者圧倒の「0.86」
岡留は昨季デビューで防御率1.29…キャンプも1軍帯同
阪神の24歳、岡留英貴投手がキャンプで1軍に帯同しアピールを続けている。昨季1軍デビューを果たすと、8試合ながらデータで好数値を残していた。SNSでは、「岡留えぐい……」「今年絶対無双する」と期待の声が上がった。
岡留は亜大から2021年ドラフト5位で阪神に入団。1年目の2022年は2軍で36試合に登板し、防御率1.54と好成績を残したが1軍デビューを果たせなかった。昨季も2軍で防御率1.31と圧倒すると、7月4日の広島戦で1軍デビュー。そこから8試合で1勝負けなし、防御率1.29と圧倒した。
データで見ると、その凄さがわかる。株式会社DELTA(https://1point02.jp/)によると、1イニング当たりの与四球と被安打を示すWHIPは「0.86」。わずか8試合とは言えど、ドジャースへ移籍した山本由伸投手らと匹敵する数字だ。
他にも奪三振割合と与四球割合の差を示す「K-BB%」も「20.0%」と好数値を残している。スリークオーター気味の変則右腕にSNSでは「(岡田監督が)使いたくなるのがわかる」「今季はもっと1軍に定着してほしい」とコメントが寄せられていた。
(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。