286億円男、メジャー復帰が遠のく 未成年少女と不適切な関係疑惑…昨年8月から休職中
MLBとMLB選手会は制限リスト登録を7月15日まで延長…当局の判断を待つための措置
未成年の少女と不適切な関係を持った疑惑で制限リスト入りしているレイズのワンダー・フランコ内野手について、MLBとMLB選手会は制限リスト登録を7月14日(日本時間15日)まで延長した。刑事事件となる可能性があることから、当局の決定を待つためだという。米スポーツ局「ESPN」が伝えている。
記事によると、フランコの制限リスト入り期間は6月1日(日本時間2日)までだったが、7月14日(同15日)まで延長した。ドミニカ共和国の当局は7月5日(同6日)までにフランコを起訴するかどうか決定するため、それに合わせて期間を延長したという。
起訴され有罪判決を受けた場合は、懲役2年から5年の可能性がある。7月14日(同15日)までに解決されなければ、MLBやMLB選手会は制限リスト登録を再度延長できる。
ドミニカ共和国出身で23歳のフランコは2021年にデビューし、正遊撃手として活躍。同年11月に11年総額1億8200万ドル(約286億円)の大型契約を結んだ。昨年は112試合で打率.281、17本塁打、58打点、30盗塁、OPS.819と好成績を残し、オールスターに初選出された。
しかし未成年と不適切な関係があったことを思わせる内容をSNS上で取り沙汰され、8月14日(同15日)に制限リストに入っていた。今年1月に、検察官との面会を欠席したことで逮捕されたと米メディアが伝えていた。今後の当局の動きが注目される。
(Full-Count編集部)