あの“本塁打強奪”に米で再脚光　ハンター超美技は「球宴史上最高のプレー」!?

MLB公式インスタグラムが動画つきで掲載、ファン「あれはやばかった」

　MLBの公式インスタグラムが9日（日本時間10日）、16年前の2002年7月9日に行われたオールスターゲームから、中堅手のトリイ・ハンター（当時ツインズ）が、バリー・ボンズ（当時ジャイアンツ）の大飛球をつかみ取ったシーンを動画つきで掲載した。

　右中間を襲った完全にオーバーフェンスの打球を、タイミングばっちりのジャンプ一番でキャッチ。まさに“ホームラン強奪”と呼べるプレーに、ボンズも苦笑いしていた。右翼手のイチローも打球を追い、捕球可能な体勢だっただけに、日本にもこの名シーンを覚えているファンは多いだろう。

　MLB公式インスタグラムは、このスーパープレーが生まれてからちょうど16年後となる7月9日に改めで動画を紹介。懐かしい映像に、ファンからは称賛の声が次々と上がった。

「GOAT（Greatest Of All Time/史上最高）」

「昨日のことのようにこの場面を覚えている」

「当時球場で見ていたけど、あれはやばかった」

「スパイダーマン！」

「オールスター史上最高のプレー」

「素晴らしい」

「とんでもないキャッチだ！」

　ファン投票で選出されたア・リーグのスタメンは、中堅手がハンター、右翼手がMLB2年目だったイチローという鉄壁の右中間だった。ファンからのコメントには「そしてイチローはまだプレーしている」というものもあった。

　当時28歳だったイチローはこの年、打率.321、208安打、8本塁打、31盗塁をマークしている。