大谷翔平の“ツンツン”で話題…怪物22歳に新伝説 車破壊された同僚「弁償させる」
デラクルーズのファウルが、対戦した同僚投手の愛車を直撃…窓を破壊した
レッズの22歳、エリー・デラクルーズ内野手が春季キャンプで、まさかの一撃を放った。ライブBPで最速166キロ右腕、ハンター・グリーン投手と対戦し、ファウル飛球が同投手の所有する車を直撃。窓を破壊してしまった。メジャーデビューした昨季は圧倒的な身体能力を武器に活躍したほか、大谷翔平投手とのやり取りも話題を呼んだ。今季も様々な話題を提供してくれそうだ。
MLB公式サイトによると、デラクルーズは20日(日本時間21日)にライブBPで、グリーンと対戦。2022年にMLB記録の「1試合で100マイル(約161キロ)以上39球」をマークした24歳右腕に対して振り遅れた打球はファウルとなり、駐車場に向かって飛んでいった。この打球はグリーンの車の窓に直撃。窓は割れてしまった。
レッズのコラムニストであるマイク・ペトラグリア氏によれば、グリーンはデラクルーズに「弁償させる」と冗談を言ったそうで、デラクルーズは「君は僕より稼いでる」と“応戦”。レッズの若きスター2人は現場で、ボールを持って写真撮影を楽しんだという。
ドミニカ共和国出身のデラクルーズは196センチ、90キロの大型内野手。メジャー1年目の昨年は98試合で打率.235(388打数91安打)、13本塁打35盗塁。サイクル安打も記録した。守備では送球で内野手の最速補殺記録となる99.8マイル(約160.6キロ)を計測した。
茶目っ気もたっぷりで、昨年8月23日のエンゼルス戦では、二塁打を放ちベース上で腕を組む大谷翔平投手の左肘付近を“ツンツン”。笑いを誘うと、明るい雰囲気で談笑した。スケール感たっぷりのデラクルーズ。メジャー2年目はどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。