オリナインが“ド軍仕様”に「嬉しいですね」 海越えたサプライズに感激「仲間だな…」
山本由伸から届いた“粋なサプライズ”に古巣ナインも歓喜
海を渡った仲間から、粋なサプライズだった。ドジャースの山本由伸投手は、古巣のオリックスナインに、2種類のTシャツを贈った。大きく「LA」と書かれているものと「Dodgers」とプリントされているシャツを大量に宮崎まで送り届けた。
24日の朝、宮崎春季キャンプの練習場に到着した選手たちは、球団スタッフから「由伸から届いたよ~」と伝えられ、シャツを受け取った。少年のような眼差しでシャツを手にしたナインは、記念撮影で笑顔を輝かせた。
山本の気配りに、西野真弘内野手は「嬉しいですよね。向こう(メジャー)に行って『はい、じゃあね』ではなくて。(吉田)正尚も(昨年の)CS、日本シリーズで解説に来たタイミングで差し入れをしてくれていましたし。仲間だな……と感じますね」と喜びの声を発した。
さらに、小田裕也外野手は「『何か送りますね』という話はあったそうですけど、このタイミングで嬉しいですね。由伸のことだから(1月に開催した)送別会のお返しという感じじゃないですかね?」と表情を緩ませた。
「Dodgers」のデザインシャツを受け取った宮城大弥投手は「(時期が)遅いですね。もう少し早めに……冗談です(笑)。忙しいタイミングなのに、本当にありがたいですね」とにこやかに話した。ユニホームの色が変わっても、通ずるものがある。