オリの2本柱“ペやぎ”が語ります! ファン殺到の春季キャンプ「由伸さんが居たら…」

オリックス・山下舜平大(左)と宮城大弥【写真:小林靖】
オリックス・山下舜平大(左)と宮城大弥【写真:小林靖】

オリックス・宮城、山下の“ペやぎ”コンビが語ります

 オリックスが誇る「先発2本柱」の宮城大弥投手と山下舜平大投手が、今春の宮崎キャンプについて、ほのぼのと語ります。2人は「ペーた」の「ペ」と「みやぎ」の「やぎ」をもじって「ペやぎ」の“コンビ名”がチームで浸透中。22歳左腕と21歳右腕が息ピッタリのトークを披露しました。

 宮城「いつも僕は、ペーたさんにキャッチボールをさせてもらってますね(笑)」

 山下「はい! やってあげてますね(笑)」

 宮城「やっぱり、僕もやってあげようかな……(笑)」

 山下「キャッチボールして頂いてます(笑)。だけど(感覚を)わかろうとはしないですね。宮城さんには宮城さんの感覚があると思うので。でも、良い悪いは聞かれたら答えます。(エースの)自覚は、この人(宮城)はあると思います」

 宮城「いえいえ、山下さんでしょ」

 山下「歳はあんまり気にしてないですね、僕は」

 宮城「僕もそうやって言いたいです(笑)」

 山下「今年はファンの方もたくさん来て下さってますね。ちょっと尋常じゃないです(笑)。これまであんまり気にしたことがなかったので。今年は声を掛けられる回数が多いなとは感じます。僕は、自分のことを見つめて、しっかり練習していきたいです。オリックス、その風潮がありますよね?」

 宮城「いや、ぺーたさんだけだと思います(笑)」

 山下「ウソでしょ、それは(笑)。(山本)由伸さんがそんな感じだったからかもしれないですね。きっちり練習されていたので。今年はたくさん、ファンに来て頂いてますけど、由伸さんがいなくなって、実はファンの方も減ったと思いますよ(笑)」

 宮城「確かに由伸さんが居たら、もっとファンの方がいますよね(笑)。(連休の)3日間で15万人くらいになるかも。(吉田)正尚さんもいたら20万人は超えるんじゃないですかね。今の倍は来てくれていると思います」

 山下「余裕でしょ(笑)」

 宮城「ぺーたは年々、球が強くなっています。力感、出力がすごくて勉強になります。え、紅林……? 本当は一緒に居たいんですけど、今年はなかなか予定が合わないんです(笑)」

〇真柴健(ましば・けん)1994年8月、大阪府生まれ。京都産業大学卒業後の2017年に日刊スポーツ新聞社へ入社。3年間の阪神担当を経て、2020年からオリックス担当。オリックス勝利の瞬間に「おりほーツイート」するのが、ちまたで話題に。担当3年間で最下位、リーグ優勝、悲願の日本一を見届け、新聞記者の卒業を決意。2023年2月からFull-Count編集部へ。

(真柴健 / Ken Mashiba)

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