大谷翔平も「透けている」と話題 批判殺到の新ユニ…呆れる専門家「信じられません」
ファッションの専門家が問題点を解説「誰も指摘しなかったのでしょうか?」
今季メジャーリーグで採用されたユニホームに“批判”が殺到している。新素材で作られたパンツを着用すると、中に入れた上のユニホームが透けて見える事態になっている。米メディア「CBSスポーツ」は専門家に取材し、まさかの事態となった理由を紹介している。
新ユニホームはナイキ社がデザインを担当、ファナティクス社が製作した。MLBによると、伸縮性が25%向上。通気性があり、軽量で高性能の生地を使用している。しかし、ズボンからシャツが透けて見えると話題に。ドジャース大谷翔平投手も21日(日本時間22日)のフォトデーでユニホームを着用した際に同様の指摘を受けていた。
オハイオ州立大学のターシャ・ルイス准教授は、シャツとズボンに同じ生地が使われているのではないかと推測。「ズボンにはもっと厚手で重みのある生地が必要です」と語った。一連の過程のどこかで間違いがあったのではと推論。「ユニホームを作り直したり、デザインを変更したりする時は全体のバランスが崩れてしまいがちです」とも述べている。
ニューヨークのファッション工科大学で学部長を務めるショーン・コーミエ准教授によると、メーカー通常、サンプルを作り、テストにかけると説明する。「フィッティングセッションをすることで、より適切にフィットする製品を作ることができる。それが通常のプロセスです。誰もフィッティングセッション中に(透けていることを)指摘しなかったのでしょうか? 信じられません」と述べている。専門家も首をかしげる部分があったようだ。