「時間を無駄にしたくない」―強い決意で臨むロッテ3年目左腕・成田の成長
6月12日からは1軍に一時昇格「バッターの良さや対応力は全然違う」
「やることは一緒だと思うので、まずは結果を残せるように1試合、1試合大事に与えられたチャンスをモノにできればいいかなと思います」
3年目を迎えた千葉ロッテ・成田翔投手は現在、2軍で10試合に登板し、16回2/3を投げて、0勝1敗1セーブ、防御率2.70の好成績。リリーフだけに限ると9登板、12回2/3で1失点、打たれた安打も5本のみに抑えている。4月3日の巨人戦、5月4日の東京ヤクルト戦では3イニングスを無安打に抑える好投も披露した。
成田は「先発は先発、中継ぎは中継ぎでその良さを自分なりに考えて1イニングを全力で投げる、そしてしっかり腕を振って1球1球を大切に投げることを、下(2軍)でできたと思います」と振り返った。
「自分から良いところを見つけていくこともそうですし、先輩に聞くこともそうですし、一緒に行動している中でたくさん学ぶことはあると思うので、時間を無駄にしたくないです」
6月12日に今季初昇格を果たした成田は、「バッターの良さや対応力は全然違います」と2軍打者との違いを実感しながらも、2試合、2イニングスを投げて、いずれも無失点に抑えた。
6月27日に1軍登録を抹消され、再び2軍で汗を流す。次回昇格するときには、1軍定着を果たしたいところだ。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)