野手転向の23歳逸材が「ロマンの塊」 “戦力外”から再起…覚醒間近の「打撃センス」
DeNAの勝又はOP戦で5打席ながら全て長打の3安打
DeNAの勝又温史外野手が開幕1軍へ向けて好調なアピールを続けている。25日の楽天とのオープン戦(宜野湾)では、左中間への当たりを三塁打にすると、ファンからは「足はぇぇぇぇ」と驚きの声が寄せられた。
途中出場となった勝又は7回先頭の第1打席で、則本から左中間へ大きな当たりを放つと打球はフェンスに直撃。楽天の中継プレーがもたついたわけでもないが、勝又は快足を飛ばして躊躇なく三塁ベースを狙い、セーフとした。
オープン戦はまだ5打席と少ないが、放った3安打は全て長打の打率.600と好調をキープ。球団が公式X(旧ツイッター)に勝又の三塁打の映像と投稿すると、ネット上ではファンから「どんだけ足早いんだよ」「打撃センスでロマンの塊」「桑原の後継者」「いつも全力疾走 泥だらけが似合う男」「ポジのかたまり」といった期待の声が上がっている。
勝又は2018年ドラフトで日大鶴ヶ丘高から4位指名で投手として入団。しかし3年間で結果を残せず戦力外となったが、野手として育成契約で再スタート。2022年から努力を重ね、昨季オフに支配下登録を勝ち取った。
23歳とまだまだ若く、このキャンプでは外野手の定位置争いに加わっている。