優勝貢献→大不振…31歳“切り込み隊長”が復活の兆し　オリ4連覇へ「必要不可欠」

オリ福田周平が25日の練習試合で2安打2盗塁と躍動

　オリックスの福田周平外野手が25日の台湾プロ野球・楽天モンキーズとの練習試合（宮崎）に「1番・中堅」でスタメン出場し、2打数2安打2盗塁と活躍した。昨季は怪我で苦しんだだけに、ファンからは「オリックスの1番はやっぱり福田周平」など“歓迎”の声が上がっている。

「パーソル　パ・リーグTV」が公式YouTubeに映像を公開。初回に右のサイドスローから中前打で出塁し、二盗を成功させた。3回にも右のオーバスローから中前にしぶとく落とす安打を放つと、再び二盗を決めた。

　31歳の福田は2021年にリードオフマンとして活躍。宗佑磨との1、2番コンビが大暴れし、チームを25年ぶりリーグ優勝に導いた。2022年も主に1番で躍動して2連覇に貢献も、昨季は練習中の怪我などで、プロ入り6年目で1軍出場は自己ワーストの36試合にとどまり、打率も初めての1割台と低迷した。

　復活を期す背番号「1」の活躍にファンからは「4連覇にはかかせないよ」「彼の存在は必要不可欠」「21年みたいに福宗みたい」「リードオフマン復活頼みます」「先頭打者がやっぱり似合う」「周平に4連覇かかってるでほんま」など期待のコメントが相次いでいた。

　今季のオリックス外野陣は、広島から国内FA権を行使して移籍してきた西川龍馬や実績のある杉本裕太郎、中川圭太に茶野篤政ら“強敵”が揃っている。そんな中で復活を遂げられるか、注目のシーズンとなる。