戦力外から育成…23歳右腕に「チャンスある」 強風でも圧倒…逸材に“復活”の兆し
ロッテ古谷拓郎が韓国ロッテ戦で3回無失点、4奪三振と好投
ロッテの育成、古谷拓郎投手が25日に沖縄・糸満市で行われた韓国・ロッテジャイアンツとの練習試合の6回から4番手で登板し、3回を2安打無失点。4三振を奪う好投でアピール。ファンから「上がっても不足はない」と支配下登録を望むコメントが寄せられた。
背番号「124」の古谷は6回1死から相手の左打者を追い込むと緩いカーブで見逃し三振。7回は2死三塁から外角低めに渾身の直球で見逃し三振。8回は先頭打者から変化球で空振り三振、144キロの直球で見逃し三振を奪った。
23歳右腕は2018年ドラフトで6位で習志野高から入団。1軍では2020年に2試合に登板しただけで、2022年オフに戦力外となり育成契約を結んで再スタートしていた。
「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeに古谷の投球映像を投稿すると、「支配下復帰へ期待したい」「チャンスはある」。現役時代に球団のエースとして活躍した黒木知宏投手コーチの愛称から「ジョニーが認めた逸材だからね!」などと期待の声が上がっていた。
球団が本拠地を構える千葉県出身で、県内の高校から入団した“ご当地選手”。この日の試合はロッテの本拠地、ZOZOマリンスタジアムを思い起こさせる強風の中での好投とあって「マリンで見たいぞ」「マリンで待ってます」「習志野魂」「頑張れ地元枠」といったコメントも書き込まれていた。