“相棒”が見た山本由伸の凄さ「色んなことができる」 決め球に惚れ惚れ「ナックルのよう」
レンジャーズとのOP戦で2回1安打無失点3奪三振デビュー
■レンジャーズ ー ドジャース(日本時間29日・アリゾナ)
ドジャースの山本由伸投手は28日(日本時間29日)、敵地レンジャーズとのオープン戦で2回1安打無失点3奪三振の上々のデビューを果たした。バッテリーを組んだオースティン・バーンズ捕手も「彼は素晴らしいよ。本当にいいものを持っているし、制球も素晴らしい」と絶賛した。
山本は初回にセミエンから直球で空振り三振に仕留め、2回にはロウ、タベラスからスプリットで2つの三振を奪った。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継インタビューでバーンズは「彼は色んなことができる。速球は内角にも外角にも投げ切ることができるし、ナックルのような回転をする打ちづらいスプリットもある。カウントが悪くなっても、変化球を投げることができる」と大絶賛した。
この日の最速は96マイル(約154.5キロ)。投じた19球中16球がストライクとテンポよく抑え込んだ。「ヨシはピンポイントに四隅に投げることができる」と賛辞を惜しまなかった。
昨年12月に12年総額3億2500万ドル(約490億円)でドジャースと契約。二刀流の大谷を除けば投手史上最高額の契約だった。「大きな契約を結んでここに来たけど、(実戦という)経験を積めたことは、彼にとって大きなことだ思う」とバーンズ。山本は3月20日から韓国で行われるパドレスとの開幕2連戦で公式戦デビューする予定となっているが、新たな環境でも順調そうだ。
(Full-Count編集部)