鷹のドラ3ルーキーが躍動の2安打2打点 西武では“空席”争う21歳と24歳がアピール
ソフトバンクの開幕投手に内定している有原はオリックス戦で3回途中2失点
ソフトバンクは2日、タマスタ筑後で行われた春季教育リーグのオリックス戦に9-3で勝利した。また、西武は「2024年プロ野球プレシーズンマッチ」でロッテと対戦(春野)し、4-1で勝利した。
先発は開幕投手に内定している有原航平投手で初回、先頭からの3連打などで2点を失うと、2回も無死一、二塁のピンチを招く。しかしその後は得点を与えず、2回2/3を2失点でマウンドを降りた。3回途中からは大城真乃投手が1回1/3イニングを、5回からは井崎燦志郎投手が2イニングを無失点に抑えた。
打線は初回に1点を返し、その後は5回まで無得点だったが、6回無死満塁から野村大樹内野手の適時打で同点に。さらに3つの押し出し四死球に加え、ドラフト3位ルーキーの廣瀬隆太内野手に2点適時打が生まれて5点を勝ち越した。
7回からマウンドに上がったドラフト4位ルーキー・村田賢一投手は7回に1点を失うも、8回は3者凡退。打線は8回にもアダム・ウォーカー外野手の2点適時二塁打が生まれて9-3とすると村田が最終回を無失点に抑えた。廣瀬は2安打2打点とアピールした。
ロッテの小島は西武戦で3回を完全投球、続く種市は2回を無安打無失点
西武は先発の今井達也投手が初回に3連打を浴び先制を許すが、追加点は与えず。3回5安打3四球1失点で降板。2番手の與座海人投手も走者を背負いながらも、2回2安打1四球1奪三振無失点と粘った。
1点を追う打線は5回までノーヒット。しかし7回に無死満塁とすると21歳の長谷川信哉外野手の2点適時打で逆転に成功。24歳の西川愛也外野手も2点適時二塁打を放ち、4-1とした。7回の好機をものにした西武は中継ぎ陣が無失点でつなぎ、対外試合初勝利を収めた。
敗れたロッテは先発の小島和哉投手が3回をパーフェクトに抑え、2番手・種市篤暉投手も2回無安打無失点と安定した投球を見せたが、3番手・唐川侑己投手が2回5安打2四球1奪三振4失点と崩れた
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)