“激痩せ”したのに大不振「進歩は見られない」　ヤ軍488億円男にファンからも厳しい声

スリム化に成功したスタントンが大不振…「大きな決断を迫られるだろう」

　体を絞り“激痩せ”したが、大不振に陥っている。ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手は、7日（日本時間8日）のオープン戦を終えて打率が.067。不退転の覚悟で臨む今季だが、結果を残せていない。

　今年のキャンプイン時には“別人”とまで話題になるほど「スリム化」に成功していたスタントンだが、現状では“兆し”が見えていない。トンネルを抜け出せていない現状に「痩せたということがキャンプ中の大きな話題の1つだったのに、彼は今では大して注意を集めてないのはクレージー」「進歩は見られない」など、ファンからは辛辣なコメントが目立つ。

　メジャー屈指の飛距離、打球速度が売りのスタントンは、近年怪我もあり成績が下降。2014年オフ、当時所属していたマーリンズと13年総額3億2500万ドル（約488億円）の契約を結び、2017年には159試合に出場して打率.281、59本塁打、OPS1.007をマークしていた。ただ、昨季は101試合で打率.191、24本塁打、OPS.695にとどまっていた。

　復活を期待するファンは「打席でより多くの球種を観察する能力を向上させる必要がある」と前向きな言葉を送る。逆に、兆しを感じられないファンは「細くなったが、いい速球や外角の変化球には苦戦している。今後2週間で大幅な改善が見られない場合、ヤンキースの上層部は大きな決断を迫られるだろう」と厳しい声を飛ばしている。

　スタントンは今春のオープン戦で、ここまで単打を1本マークしたのみ。6試合に出場して15打数1安打、打率は.067の成績。早期の復調が望まれる。

（Full-Count編集部）