防御率10点台→巨人へトレードで「開幕ローテある」 かつての新人王に見えた希望の光
巨人・高橋礼が阪神相手に4回無失点の好投を披露
巨人の下手投げ右腕、高橋礼投手が快投を見せている。10日の阪神とのオープン戦(甲子園)で4回2安打無失点の好投。ソフトバンクからトレードで加入したかつての新人王にSNSでは「開幕ローテある」と期待感が高まっている。
高橋礼は千葉・専大松戸高、専大を経て2017年ドラフト2位でソフトバンク入り。2年目の2019年には23試合に登板し、12勝6敗、防御率3.34の成績を収め、新人王に輝いた。日本シリーズでも巨人相手に7回無失点の好投を披露。同年オフには第2回プレミア12で野球日本代表「侍ジャパン」にも選出され、世界一に輝いた。
翌2020年は中継ぎとして勝利の方程式の一角として52試合に登板。防御率2.65と安定していた。しかし、以降は制球難に苦しみ、昨季は5試合の登板で防御率10.80と低迷。オフに2対1のトレードで巨人へ移籍した。
10日の阪神戦では4回を投げ2安打無失点1奪三振、1四球だった。「ホークスファンも感涙モンやで」「高橋礼は2試合きっちり抑えてるから(ローテーション入り)確定でしょ」「高橋礼開幕ローテあるなこれ」とSNSでは復活を喜ぶファンのコメントで溢れていた。
(Full-Count編集部)