自腹で日本食…有原が語る“過酷なマイナーの環境” 試合前後は「サンドイッチ、ハイッ」
杉谷拳士氏のYouTubeチャンネル「SUGIYA no YouTube」に出演
元日本ハムの杉谷拳士氏のYouTubeチャンネル「SUGIYA no YouTube」に、ソフトバンクの有原航平投手が登場。マイナーでプレーした際に体験した“過酷な環境”を振り返った。
2021年からレンジャーズでプレーし、同年はメジャーで10試合に登板。9月にはDFAを経てマイナーに降格し、翌2022年の8月に再昇格を果たすも5試合の登板でまたも降格となった。
杉谷氏は「メジャーと3Aのスケジュールの違い」について質問。マイナーでのプレーも長かった有原は、「きついですね……」とこぼした。メジャーやNPBなどでは、先発投手は前日に遠征地に前乗りするが、「前入りで泊まることがないんですよ」と明かす。
「僕がいたリーグは月曜日が休みで、火曜日から日曜日まで同じ相手と6連戦です。1回移動したらそこで6連戦。火曜日の早朝、朝3時くらいにクラブハウス集合みたいな。そこから空港にバスで行って、朝一の飛行機で遠くに行ったりするんです」
また試合前後の食事では、「『サンドイッチ、ハイッ』です。これ本当です」と、簡単な軽食のみだったと明かし、杉谷氏は驚きの表情。「試合前とかはサンドイッチ。夜は肉も出る時もありますけどっていう感じです」と説明した。
「僕は何でも食べれるんでそんなに(体重)は減らなかったですけど、気にする人だったら凄い大変だと思います。栄養面を考えたらなかなか難しいので、あるものを食べるしかない」
もちろん選手にとっては提供される軽食だけでは十分ではない。有原は「サトウのご飯を持っていっていましたもん、納豆を自分で買って食べたりもしました」と振り返った。