マ軍、9回大逆転ならず3連敗 イチロー4戦連続安打で歴代2位カッブまで「8」

マーリンズ、0-8で迎えた9回に反撃、イチロー左前適時打も…

 マーリンズのイチロー外野手は5日(日本時間6日)、本拠地でのメッツ戦に「6番・ライト」で先発出場し、4試合連続のヒットを放った。試合は6-8で敗れ、マーリンズは3連敗。地区首位のメッツにスイープ(カード全敗)された。

 イチローは2回1死走者なしで最初の打席に立ち、先発ハービーの前に空振り三振に倒れた。チームは5回までに7点を奪われる苦しい展開。イチローは5回の先頭打者として打席に立ったが、左飛に終わった。

 さらに、8回は先頭で打席に立つと、中継ぎ右腕パーネルの前に二ゴロ。しかし9回にチャンスが回ってくる。

 マーリンズは4番ボアのタイムリー二塁打で1点を返した後、5番プラドの内野安打で1死一、三塁に。ここでイチローは相手3番手左腕オフラハティーの2球目のスライダーを捉え、レフトへタイムリーヒットを放った。さらにマリーンズは2死満塁とすると代打ロハスがライト線へ走者一掃の二塁打を放ち、5-8と追い上げる。続くゴードンにもタイムリーヒットが飛び出し、2点差。その後、一、三塁とチャンスを広げたが、最後はイエリッチがファーストゴロに倒れて逆転はならなかった。

 マーリンズはこれで3連敗。イチローは4打数1安打1打点で、日米通算4183安打(日本1278本、メジャー2905本)とし、メジャー歴代2位のヒット数を誇る「球聖」タイ・カッブの4191安打まで8本となった。打率は2割4分4厘となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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