山本由伸、5回途中4失点で降板 8安打浴び防御率8.38…初のピッチクロック違反&暴投も
マリナーズとのオープン戦に先発…初のピッチクロック違反も
■マリナーズ 8ー1 ドジャース(オープン戦・日本時間14日・グレンデール)
ドジャースの山本由伸投手が13日(日本時間14日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたマリナーズとのオープン戦に先発。3度目となったマウンドでは、4回2/3で74球を投げ、8安打4失点7奪三振1四球で降板となった。
初回は先頭のJP・クロフォード内野手を直球で見逃し三振に仕留めると、続くフリオ・ロドリゲス外野手はカーブで空振り三振、ホルヘ・ポランコ内野手をスプリットで空振り三振に仕留め、3者連続三振でのスタートに場内は拍手喝采だった。
3回までは5奪三振1四球無失点の快投を披露。しかし0-0の4回、先頭のポランコから3連打を浴びて無死満塁のピンチを招くと、タイ・フランス内野手に左前打を許して2点を失った。
5回には先頭のクロフォードに安打を浴びると、ロドリゲスとの対戦ではカウント2-2となった場面で初のピッチクロック違反を取られた。その後安打を浴び、1死後にミッチ・ガーバー捕手の打席では暴投で二、三塁にピンチを広げると、その後右翼へ二塁打を許して2点を奪われた。続く打者を打ち取り、2死三塁の場面で降板となった。場内からは拍手が送られたが、悔しげな表情でベンチへ戻った。
山本は21日に韓国で行われるパドレスとの開幕2戦目でデビューすることが決まっている。2度目のオープン戦での先発となった6日(同7日)には、やや制球に苦しみ、3回6安打5失点だった。オープン戦3試合を終えて、防御率は8.38となった。
(Full-Count編集部)