広島20歳が“12球団No.1”「天才」 場内熱狂…衝撃の技あり弾が「もう魅力の塊」
広島・田村は西武ボーから右翼ポール際に3号2ラン
広島の3年目20歳・田村俊介外野手が衝撃の一発を放った。20日の西武とのオープン戦(ベルーナドーム)で右翼ポール際に3号2ランを放った。オープン戦トップに並ぶ一振りにファンも驚嘆。「はい、新人王!」「もう魅力の塊」と声をあげた。
途中出場した田村は、1点を追う7回無死一塁でこの日最初の打席に。助っ人右腕ボーの初球、内角高め144キロを捉えた打球は右翼ポール際に着弾した。ソフトバンクの山川、ウォーカー、中日・細川に並ぶオープン戦トップの3号だ。
愛工大名電から2021年ドラフト4位で入団し、1年目は2軍で打率.185、0本塁打。昨年は故障もあり1軍10試合出場にとどまったが、打率.364(22打数8安打)をマークした。「侍ジャパン」にも選出され、今月6、7日の欧州代表戦では2試合で5打数1安打。オープン戦では14日の日本ハム戦(エスコン)で2本のアーチをかけていた。
進境著しい20歳に、ファンの期待も高まる。「お手本のようなインハイの捌き方でビビる」「素晴らしいですね」「インハイのさばき方が天才」「やばいわまじ」「本物のホームランすぎてほれぼれ」「田村くん、ヤベえな」「新人王獲ってくれ」「やべーものを見届けてしまった」とSNSにコメントが並んだ。
西川龍馬外野手がオリックスにFA移籍した今季、外野の一角を手中にできるか。20歳の今後の打棒に注目が集まる。