ロッテ育成19歳が公式戦初安打、日本ハム23歳がサヨナラ打 24日のパ・リーグ2軍
日本ハムがサヨナラ勝ち、奈良間大己が決める
日本ハム2軍は24日、鎌ケ谷スタジアムで行われた巨人とのイースタン・リーグ公式戦に7-6でサヨナラ勝ちした。救援陣が崩れるも打線が粘りをみせた。奈良間大己、阪口樂が2安打2打点、水谷瞬が2安打1本塁打1打点と存在感を示した。
先発の北山亘基は初回を3者凡退に抑えるも、2回に先制を許す。2回、打線は水谷の1号ソロで同点に追い付いたが、4回には2死満塁から適時打を浴びて勝ち越された。5回は3者凡退に抑え、北山は5回96球6安打1四球8奪三振2失点で降板した。
一方の打線は5回に安打と四球などで無死一、二塁とし、阪口の2点適時三塁打で逆転に成功。なおも無死一、三塁の好機で、併殺の間に走者が生還し4-2とした。1点を返された直後の7回には、星野ひので、阪口の連打で1死一、三塁とし、今川優馬の犠飛で追加点。続く奈良間も適時打を放ち、6-3と点差を広げた。
後を受けた救援陣は失点しながらもリードを守っていたが、9回に失策なども絡み同点に追い付かれる。しかし打線は9回、四球と相手失策、さらには今川の安打で1死満塁の好機を演出。ここで奈良間が犠飛を放ち、サヨナラ勝ちを収めた。
黒川凱星が公式戦初安打、つながり欠いたロッテが敗戦
ロッテ2軍は、ロッテ浦和球場で行われたヤクルトとのイースタン・リーグ公式戦に0-5で敗れた。先発の美馬学が5回4失点と振るわず。2番手の高野脩汰は3イニングを投げ3安打1失点だった。打線は黒川凱星が2本の二塁打を記録。チャンスはつくるも、後が続かなかった。
美馬が先発したが、初回から2点を失うと、4回には2死一塁から3連打を浴びてさらに2失点。四死球はなかったものの、5回9安打2奪三振4失点と苦しい内容となった。
打線は3回に育成2年目の黒川に公式戦初安打となる二塁打が生まれる。しかし得点には結びつかず、その後もホームの遠い展開が続く。8回にも1点を加えられ、スコアは0-5に。迎えた9回だったが、3者凡退に倒れ試合終了となった。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)