大谷翔平は「何事もなかったかのよう」 あわや惨事も…“危機回避”能力に脚光
元同僚左腕が頭付近に投球も…大谷は抜群の身のこなしで危機を回避
■エンゼルス 6ー0 ドジャース(オープン戦・日本時間26日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地でのエンゼルスとのオープン戦に「2番・指名打者」で出場し、2打数無安打1四球だった。3打席目では顔面付近の投球を抜群の反射神経でかわした。ファンは「暴投をくの字で避けてこの爽やかさ」と声を寄せている。
5回の第3打席。カウント3-2から、昨年までの同僚であるリード・デトマーズ投手の94.7マイル(約152.4キロ)が、頭付近に飛んできた。大谷は叫びながら、ヘルメットを飛ばし、体を“くの字”に曲げて死球を回避し、一塁へ歩いた。人気アクション映画「マトリックス」で俳優キアヌ・リーブスが披露したような身のこなしだった。
間一髪の危機回避。SNSには「体の反りといいメットといい凄い避け方をした事をあらわしてる」「危険球だったのに 何事もなかったかのよう」「ボールが顔に当たらなくて本当に良かった」「なんでこんなにイケ散らかしてるん?」「身体が柔らかくて良かったです」とコメントが並んだ。
この試合前には、違法賭博に関与した疑いでドジャースとの契約を解除された水原一平元通訳の騒動に関する声明を発表。予期せぬ事態を迎えた中で出場した試合でも、いつも通りの姿を見せた。28日(同29日)に開幕するレギュラーシーズンで、どんな打棒を披露してくれるだろうか。