大谷翔平、水原氏騒動後.091… 13打席連続ノーヒットでOP戦終了、本拠地開幕へ不安

エンゼルス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:小林靖】
エンゼルス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:小林靖】

オープン戦は11試合に出場して打率.393、2本塁打、9打点

■エンゼルス 4ー3 ドジャース(オープン戦・日本時間27日・アナハイム)

 ドジャース・大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地で行われたエンゼルスとのオープン戦に「2番・指名打者」で先発出場。移籍後初めて臨んだエンゼルスタジアムでの試合は2打数無安打2三振。6回の打席から途中交代となった。

 初回の第1打席前には昨年のMVPを祝福する特別な演出で迎えられたが、空振り三振に倒れた。第2打席でも変化球に空振り三振。13打席連続無安打で28日(同29日)に行われるカージナルスとの本拠地開幕戦に臨むことになった。

 大谷は水原一平氏の違法賭博関与を知った21日のパドレス戦で初回に右前打を放ったが、その後は13打席連続で快音が止まっている。21日以降の実戦4試合は11打数1安打の打率.091、1打点。20日のパドレスとの開幕戦まで32打数13安打の打率.406、2本塁打、11打点だった当たりは止まってしまった。

 25日(同26日)の試合前には水原氏の騒動に関しての声明文を発表した。違法賭博に関与し、大谷の資金を盗用した疑いで水原氏が解雇されて以降、初めての言及では「気持ちを切り替えるのは難しいですけど、シーズンに向けてまたスタートしたいです」と話していた。

 オープン戦は11試合に出場し、28打数11安打の打率.393、2本塁打、9打点。28日(同29日)に行われるカージナルスとの本拠地開幕戦から“復活”を目指す。

【実際の動画】寂しそうな背中…古巣戦で三振に倒れる大谷翔平

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