大谷翔平に「通訳は必要ない」 新天地の同僚と積極交流…“爽やか”だが「侮れない」一面
ミゲル・ロハスは大谷翔平を「気の毒に思う」
ドジャース・大谷翔平投手が新天地で“英語力”を生かしているようだ。2017年オフに日本ハムからエンゼルスに移籍し、6年間を米国で過ごした大谷。今オフにドジャースと史上最高額の10年7億ドル(約1062億円)で契約し、新しい“職場”で奮闘を続けている。
ドジャースのミゲル・ロハス内野手は、MLBネットワークで放送の「Intentional Talk」元進行役クリス・ローズのポッドキャスト「The Chris Rose Rotation」に出演。数々の質問に応える中、大谷の気持ちに寄り添った。
「新しいチームに来て色々慣れなきゃいけない上に、投球プログラムも開始。きちんとプレーする心配をしなきゃいけない上にこんなに注目もされて大変。その上、メディアからの注目もある。彼を気の毒に思う。それがあって、日々試合に出なきゃいけない。とても特別な人間しかこれをこなせない」
さらに、ローズ氏から大谷の「スペイン語」のレベルについて問いかけられたロハスは「分からないな」と即答。ロハスは大谷に英語で話しかけると言い「彼はかなり英語の単語を知っている。彼の英語は結構うまいよ。ここにいる年数からなのかな。チームメートと話したり、MLBに関わったり、あれだけインタビューを受けてる中でいろいろ(英語を)聞いてきたからかな。彼の英語はかなりうまいよ。僕が彼と話すときは通訳は必要ない」と断言した。
通訳がいなくても、コミュニケーションが円滑に取れ「彼のところに直接行って話したいことを話す。彼はダグアウトに戻ってきてチームメートに投手が何を投げているか伝えるのがうまいんだ。これは世界共通言語だからね。試合に関することを話すときに英語を話す必要はない。ただ、彼は結構英語がうまいよ。よく英語に耳を傾けている」と日頃の姿勢を称賛した。
ローズ氏が「彼が汚い言葉を使うことはあるのか?」と尋ねると「彼は実はかなり面白いんだよ。打者ミーティングの時に、相手投手のことを知らないと、ところどころ面白いコメントしてみんなを笑わせる。侮れない奴だ。いつも後ろの方にいて耳を澄ましているだけだが、コメントするときはとても面白い一面を見せてくれる」とロハスは話し、大谷のお茶目な一面を思い返して笑顔を見せた。
(Full-Count編集部)