鷹・山川穂高が移籍後初アーチ 衝撃の逆方向弾…新天地でも“どすこいポーズ”披露
7回無死、宮城の150キロを右中間へ…ソフトバンクに移籍して初アーチ
■オリックス ー ソフトバンク(29日・京セラドーム)
ソフトバンクの山川穂高内野手が開幕戦で移籍後初アーチを放った。29日に京セラドームで行われたオリックス戦に「4番・一塁」でスタメン出場。同点で迎えた7回無死で、オリックス先発の宮城大弥投手から右中間へ勝ち越しの1号ソロを放つと、ベンチ前で西武時代から慣れ親しんだ「どすこいポーズ」を披露した。
山川は昨年5月に強制性交等の疑いで書類送検され、8月には不起訴処分となった。オフとなり国内FA権を行使して、ソフトバンクに移籍。オープン戦では16試合に出場して打率.306、3本塁打、9打点。主砲として期待通りの成績を残して、開幕から4番を託された。6回を終えて1得点に抑えられていたが、これが2024年、ホークスの初アーチにもなった。
西武時代から行っていた「どすこい」のパフォーマンス。山川はキャンプ中から「誰かに求められればやります」と、ソフトバンクでも継続する考えを示していた。ファンと一体になる瞬間が、新天地でも訪れた。
山川は「打ったのは真っ直ぐ。しっかり捉えることができました。まず1本打つことができて良かったです。とにかくチームの勝ちに繋げられるように頑張ります」とコメントした。