鷹24歳が2戦連発の3打点、ロッテ34歳&30歳がアベック弾 30日のファーム結果

西武2軍戦に先発した楽天・藤井聖【画像:パーソル パ・リーグTV】
西武2軍戦に先発した楽天・藤井聖【画像:パーソル パ・リーグTV】

楽天は5-1で西武を下した、西武は野手陣が精彩欠く

 楽天は30日、森林どりスタジアム泉で行われた西武とのイースタン・リーグに5-1で勝利した。先発・藤井聖投手は4回2死二塁のピンチで蛭間拓哉外野手に適時二塁打を浴び、1点の先制を許しただけで、5回1安打1失点、4四球3奪三振の内容でマウンドを降りた。

 打線は5回にドラフト6位指名の中島大輔外野手が三塁打を放ち、好機を演出。続く水上桂捕手の犠飛で同点に追い付くと、その後も黒川史陽内野手の適時打などでさらに2点を追加。5-1で迎えた9回は4番手の宮森智志投手が無失点に抑えて勝利した。

 先発・藤井の降板後は3投手が無失点リレー。打線では渡邊佳明内野手、大河原翔外野手がそれぞれ2安打を放った。西武は、先発の菅井信也投手が4回まで好投も、5回に3失点するなど5回6安打3失点、2四球6奪三振。打線は3安打1得点、計5失策と精彩を欠いた。

ロッテは唐川が先発、2番手の中村稔が危険球退場

 ロッテは、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグの日本ハム戦に5-2で勝利した。

 ロッテ打線は3回に平沢大河内野手が安打で出塁。暴投で二塁に進むと、続く高部瑛斗外野手の適時二塁打で先制に成功。さらに2死二塁から山本大斗外野手の適時打で2点をリードした。先発の唐川侑己投手は、2回まで無失点。3回には二塁打と味方の失策、自身の暴投で1点を許したが、4回1死での34歳・井上晴哉内野手の1号ソロを放ちで2点リードとなると、直後は3者凡退に抑え、4回2安打1失点、無四球で降板した。

 2番手の中村稔弥投手は6回に上川畑大悟内野手の頭部付近に死球を与え、危険球退場。1死一、二塁から緊急登板となった土肥星也投手だったが、無失点で切り抜けた。1点差で迎えた9回は、2死から30歳・石川慎吾外野手が1号2ランを放ち、リードを広げた。ロッテは打線が10安打5得点。池田来翔内野手、寺地隆成捕手が2安打した。

ソフトバンクは阪神に逆転勝利

 ソフトバンクは、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグ、阪神戦で8-3の逆転勝利を収めた。先発の前田純投手は2回に3点を先制許したが4、5回をいずれも3者凡退で、5回5安打3失点で降板した。

 一方の打線は2回に相手の送球ミスなどで1点。4回には3連打からの無死満塁で笹川吉康外野手が犠飛。なおも1死一、三塁からは再び相手の守備の乱れから同点に追い付いた。さらに7回1死一、二塁から正木智也外野手の2号3ランで勝ち越しに成功。8回には野村勇内野手の適時打などで2点を追加した。正木は2試合連続弾を含む3安打3打点をマーク。2番手として登板し、3回を2安打無失点2に抑えた古川侑利投手が勝利投手となっている。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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