大谷翔平、自己最長の5試合連続マルチ安打 二塁打2本に敵地騒然…打率.340に
敵地ツインズ戦に「2番・指名打者」で先発…中越え&左翼線二塁打
■ツインズ ー ドジャース(日本時間9日・ミネソタ)
ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地・ツインズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。自己最長の5試合連続マルチ安打を記録した。2本の二塁打を放ち、打率.340、OPS1.004まで上がった。
大谷の勢いが止まらない。右腕ベイリー・オーバーから初回無死一塁で中越え二塁打。打球速度110.1マイル(約177キロ)の強烈な一撃だった。3回の第2打席は中飛に倒れたが、1点を追う6回先頭で、左腕スティーブン・オカートから左翼線二塁打。ウィル・スミス捕手の適時打で同点のホームを踏んだ。
開幕直後はなかなか状態が上がらなかった。しかし、3日(同4日)のジャイアンツ戦で開幕9試合目、41打席目に初アーチをかけてからは一変した。7日(同8日)のカブス戦まで毎試合2安打を記録し、4試合で17打数8安打の打率.470、2本塁打、4打点をマークしていた。そして、この日も2安打。5試合連続でマルチ安打とした。
本塁打でも大きな記録に迫っている。メジャー通算173発で、松井秀喜氏の持つ日本選手歴代最多175本にあと2本としている。
試合前に取材に応じ、松井氏の記録について「特別な数字ではあるかなと思うので、早く打ちたいなって気持ちはあります」と心境を明かしていた。記録到達への期待もかかる。