山川穂高、西武戦でグランドスラム どすこいポーズに古巣ファン大ブーイング
2番手の水上から左中間スタンドに満塁弾
■西武 ー ソフトバンク(13日・ベルーナドーム)
ソフトバンクの山川穂高内野手が13日、敵地ベルーナドームでの西武戦で、豪快な満塁弾を放った。昨季まで在籍した古巣との対戦で、強烈な一発をお見舞い。一塁ベンチ前で「どすこい」ポーズを決めると、西武ファンから大ブーイングが巻き起こった。
6回のチャンスだった。先頭の牧原大がセーフティバントを決めると、周東が四球で続いた。今宮の犠打、柳田の四球で満塁となると、山川が打席へ。初球、2球目とシュートに空振りしての3球目、高めのスライダーを捉えた打球は西武ファンの陣取る左中間スタンドへと飛び込んだ。
「追い込まれてから何とかしようと必死でした。満塁のチャンスを生かすバッティングができて本当に良かったです」
昨季までの本拠地初試合となった前日の試合ではスタメン発表時や打席に立つたびに西武ファンから大ブーイングを浴びた。だが、一転してこの日はブーイングはなし。だが、山川がダイヤモンドを一周してベンチ前でソフトバンクファンと「どすこい」ポーズを決めると、西武ファンから一斉にブーイングが巻き起こっていた。